ジェットスキーの注意点・確認事項 《自動車・ボート手続代行サービス》



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ジェットスキー・マリンジェットのメンテナンス

ジェットスキーは、船底のジェットインテークから吸入した水をジェットポンプで勢いよく噴射して推進します。

 

アイドリング状態でもジェットポンプ内のインペラが回転しているので、推進力が発生しており、完全な中立状態ではありません。

 

方向転換は、ステアリングノズルでジェット噴流の向きを変えて行います。高速走行中、スロットルレバーから完全に手を放すと旋回能力が急激に低下し、ステアリングハンドル操作に反応しなくなります。

 

また、自動車のようなブレーキ装置はなく、スロットルレバーを放して、水による抵抗で減速して停止します。

 

ジェットノズルの後部にリバースゲートのあるタイプは、リバースゲートを降ろし噴流を前方方向に変えて後進することが出来ます。

 

最近のジェットスキーは、エンジン回転数を下げて噴流が弱くなっても、ある程度の旋回能力を確保できるようにしたものや、高速走行中でも作動するブレーキ装置を搭載したものが開発されています。 

船体の点検について

●船体にキズや割れがないか? ビルジはないか? ドレンプラグは閉まっているか?

 

●エンジンハッチやシートは確実に固定されているか?

 

●ジェットインテークやジェットノズルに異物が絡んでいないか?

 

●ステアリングハンドルやシフトレバー、リバースゲートが正常に作動するか? 

エンジンなどの点検について

●エンジンルームの換気をしましょう。

 

●燃料油量、エンジンオイルの量や汚れ、粘度を確認しましょう。

 

●バッテリーの固定状態や液量、ターミナルの接続状態を確認しましょう。

 

●まず、陸上でエンジンを始動し、スロットルコントロールやエンジンの調子を点検し、エンジンの緊急停止装置が作動するか確認しましょう。

 

●次に水上で再始動し、冷却水点検孔からの排出水を確認しましょう。メーターや警報などの作動、指示値も確認しましょう。

転覆したとき

ジェットスキーが転覆したときは、速やかに引き起こします。方法を誤るとケガをしたり、エンジン内部に水が浸入して再始動できなくなります。

 

まず、緊急エンジン停止スイッチからロックプレートを外します。

 

ジェットスキーの後方に貼ってある復原方向を示したステッカーを確認した後、定められた方向にジェットスキーを回転させます。船底に乗り、体重をかけて体ごとひっくり返します。